ハワイスペシャリスト限定ツアー
アロハプログラムWeek in ハワイ2019 カウアイ島編2日目
2019年6月5日(水)
カウアイ島テイスティングツアー
食の文化を学び、カウアイ島の地産地消を体験し、カウアイ島の「食」をお腹いっぱいになるまで満喫しました!
最初に訪れたのは、美しい渓谷とタロ畑が広がる、ハナレイにある「ハラグチ ライスミル&タロファーム」。ハワイ文化に欠かせないタロ畑を日系家族のハラグチさん一家が代々営んでいます。
現在は5代目のリンジーさんがタロ畑の世話し、タロの栽培や歴史について学べるツアーを開催しています。ツアーでは、リンジーさんが解説しながら実演してくれるほか、蒸したタロを石杵でつぶすポイ・パウンディングを体験しました。また、ハナレイには絶滅危惧種である野鳥を見ることができます。
ツアー最後にはタロ畑の害虫であるカタツムリの卵駆除をお手伝いしました。
リンジーさんは持続性のあるハワイ伝統農業の大切さを次世代に伝えています。
ここでは、ファームで採れたタロを使用したチップス、タロモチケーキや伝統料理ポイとカルアピッグをテイスティングしました。
次に向かうのはキラウエアにある「カウアイ・ファーマシー」。メインロードから小道に入り住宅地を進んでいくと、こっそりと緑に囲まれたハーブ庭園があります。カウアイ・ファーマシーでは庭園で丁寧に育てられたオーガニックのハーブティーやスーパーフードを頂きました。オープンエアで可愛らしいティールームでゆったりとた時間を過ごしました。
次はカパアで大人気のジュース屋さん、「カウアイ・ジュースカンパニー」です。カウアイジュースカンパニーではなんと地元農家より毎週3tもの野菜やフルーツを買い付け、毎日フレッシュなジュースを作っているそう。旬な素材を使用した4種類のジュースを試飲し、お気に入りの1本を各自お土産として持ち帰りました。
次にカウアイジュースカンパニーからすぐ近くのレストラン「JO2」を訪れました。シェフのジェーン・マリーンさんはハワイリージョナルキュイジーヌを代表する人物で、以前は全米で7つのレストランを経営していました。長年の夢であった、野菜を中心とした地産地消のレストランを営むために現在はこのカパアにあるJO2のみで活躍されています。地元農家と提携して美味しい野菜を育てたるためにシェフ自ら設備投資や改良を重ねているそうです。オーガニックで素材にこだわった料理を楽しめます。テイスティング頂いたトマトスープのトマトもシェフが納得いく美味しさにたどり着くまでの苦労を話して下さいました。
最後に「サイミン・ドージョー」で〆のサイミンを試食しました。サイミンはプランテーション時代に労働者移民によって生まれたハワイ独自の麺料理です。こちらのサイミンは魚介ベースと鶏ガラベースを併せたオリジナルスープで作られています。アメリカの有名なフード番組に取り上げられたこともある有名店です。
カウアイ島ではコミュニティ全体で地産地消が根付いていることに改めて気づき、今回のツアーではカウアイ島で採れる自然の恵みをたくさん頂きました。伝統的なハワイアンフードから移民の方たちによって持ち込まれ、独自に発展していったローカル料理などハワイの食文化は豊かです。ぜひ、ハワイ旅行際は「食」を忘れずに楽しんで下さいね!
続いて3日目のレポートはこちらから!