ハワイスペシャリスト限定ツアー
アロハプログラムWeek in ハワイ2019 オアフ島編3日目
2019年6月7日(金)
・オアフ島ネイティブハワイアンの生活を知るツアー
・ハワイアンミュージックツアー
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浅沼正和氏がご案内するネイティブハワイアンの生活を知る
アロハプログラムWeek in ハワイ3日目からオアフ島へ移動。ハワイ州最大の博物館、ビショップミュージアムからスタートします。ハワイのみならずポリネシア全域の伝統文化を伝える大きな役割を担っています。
案内をして下さるのはビショップミュージアムのドーセントとしても活躍されている浅沼正和氏です。ワイキキからミュージアムに着くまでパウアヒ王女やビショップ氏について復習します。
ミュージアムに着くと、まず敷地内に植えられている木について紹介して頂きました。ポリネシアンの主食でもあった「ウル」、レイやキャンドルに使用される「ククイ」ラウハラ編みの「ハラ」の木があります。どれもハワイ文化と関わりが深い植物です。
まずはハワインホールギャラリーから見学します。1階は「Kai Akea」海にまつわる神話や信仰について展示されており、ハワイの創世記であるクムリポの絵やキィ、カメハメハ大王のマントなどが展示しています。2階は「Wao Kanaka」昔の人々の暮らしが分かる、工芸品の展示。ポイパウンダーやカパ、マカヒキについて学びました。3階は「Wao Lani」ハワイ王国と20世紀の王国の過程が見ることがきます。
パシフィックホールに移動し、ポリネシアンの人々の移住と起源についてお話頂きました。
そして、日本人でありながら、ビショップミュージアムの学者として長年ポリネシアの人類学、考古学を究めた篠遠博士の功績を聞きました。博士は、ポリネシアの島々で多くの遺跡や遺物を発掘し、ポリネシア文化に大きな影響を与えました。ポリネシアの人々から「He teaches us about us (彼は私たちについて教えてくれます)」と言われている程、ポリネシア文化の継承・発見に貢献されました。
理学博士 故 篠遠喜彦(しのとおよしひこ)氏インタビュー動画
次に、一般では入れない考古学の研究室にお邪魔しました。館内では展示しきれない100万点以上こちらに保存されているそうです。発掘された人骨や動物の骨で作られた釣り針を見せて頂きました。
アーカイブでは、歴史家のデソト氏より日本に関連している資料を説明して頂きました。ハワイと日本の外交を強めるためのカイウラニ王女と山階宮定麿王の縁談を持ちかけた時の手紙や日系民の活躍が分かる写真、昔のハワイ観光資料を見せて頂きました。
ランチはハワイアン料理で有名な「Highway Inn Cafe」で美味しくいただきました♪
以前訪れたことのあるビショップミュージアムでも今回のツアーで新しい学びや気づきがあったと思います。
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よしみNuiだいすけ氏が案内するハワイアンミュージックツアー
この日の午後は、よしみNuiだいすけ氏の案内でメレ(歌)にまつわる場所を巡りました。バスでの移動中は車窓を眺めながらその土地を歌ったメレを聞き、だいすけさんにメレの内容を解説して頂きました。
最初に訪れた先は王家の霊廟、ロイヤル・モザリアムす。ここはカメハメハ2世~5世、エマ女王やカラカウア王、リリウオカラニ女王、カイウラニ王女など王族が眠るとても神聖な場所です。門をくぐると入り口を遮るようにに大きな木があります。この木はクイーンエマが植えた木だそうです。この木がこの神聖な土地を外部から守っているようにも見えました。
しかもここではハワイ州旗だけを掲揚してよい、という特別許可も得ています。(州旗を掲げる際は必ずアメリカ国旗も掲げるという決まりがあります。) アメリカ政府がハワイ王族への敬意を示していることが伺えます。
普段は施錠されている礼拝堂も管理者のカイさんのご厚意で開けて頂き、入ることができました。そこは厳かな空間が広がっていました。
お庭にはリリウオカラニがお気に入りで植えた木、ソーセージツリーもありました。ずっしりとしてかなり重かったです。
またバスに乗り込み次の目的地へ。道中はクイズ大会を開催!ハワイ王国の国歌の名前や、歴代の王様の名前などたくさん出題され、一番正解が多かった参加者にはだいすけさんの本がプレゼントされました♪
到着したのはココクレーター植物園。ココクレーター植物園はココクレーター内に位置し、主に乾燥地植物が植えられています。この時期だけ何十種類もの満開のプルメリアをみることができます。種類によって色はもちろんのこと、匂いも違うとのことです。
最後に美しいプルメリアの絨毯の上で記念撮影!
ぜひ、ハワイの風景を思い描きながらメレを聞いてみて下さい♪
続いて4、5日目のレポートはこちらから!