ハワイスペシャリスト限定ツアー
アロハプログラム Week in ハワイ2020 【2日目】
4年目を迎えた今年は、2020年3月2(月)〜3月7日(土)までオアフ島にて開催し、全11ツアー、31名(述べ145名)の方にご参加いただきました。
初めて開催するツアーもあり、ハワイ州観光局とアロハプログラムキュレーターが自信を持ってご紹介するツアーでメンバーの皆様と一緒に、ハワイでより深くハワイの文化や歴史を楽しく学びました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
今回ご参加いただけなかったメンバーの皆様も次回、ご参加いただけるようスタッフ一同企画しております。
ぜひ楽しみにしていただけたら幸いです。
それでは2日目のツアーの様子を後紹介します。
【3/3(火) 2日目】
・浅沼 正和さん 王家にまつわる人々を偲ぶ
王家にまつわる人々を偲ぶ
講師:浅沼 正和さん
2日目は、浅沼正和さんによる“王家にまつわる人々を偲ぶ”ツアーに出かけます。
このツアーでは、王家の歴史を復習して、ハワイの王族が眠るお墓を巡ります。
はじめに向かったのは、ビショップミュージアム。
ここは、カメハメハ王家最後の直系子孫であるバニース・パウアヒ王女の夫であるチャールズ・リード・ビショップが妻の追悼のために建てたミュージアムで、浅沼さんはビショップミュージアムのドーセントとしてもご活躍されています。
本館の左にあるお部屋“カヒリ・ルーム”には、ハワイ王族の歴史を知ることができます。
王家のお墓を訪ねるには、まずは王族一人一人の歴史を浅沼さんにご紹介いただきます。
カヒリ・ルームの正面にある“ハワイアン・ホール”へ。
こちらでは、ヘイアウやハワイの神々の像や資料、王族たちの貴重な資料が展示されています。
お昼は、ビショップミュージアムに併設する“ハイウェイ・イン”へ。
カルアピッグプレート、ビーフシチュープレートをいただきました。
さて、気持ちを静かに王族が眠るマウナアラ(ロイヤルモザリウム)へ向かいます。
ハワイの王族が眠るこのマウナアラは、ダウンタウンの山側に位置します。
この地は、ハワイ州でもアメリカでもなく、ハワイ王国の土地なのだそうです。
そのため、独立記念日にもアメリカの星条旗を掲げることはないそうです。
王族が眠るこの地には、カメハメハ大王とルナリロ王は眠っていません。
ルナリロ王は、ダウンタウンにあるカワイアハオ教会の敷地内にお墓があります。
広いマウナアラには、大きく5つの墓石があります。
左奥にあるのが、カメハメハ2世から5世、クイーン・エマが眠るお墓。(写真:左)
左手真ん中には、先ほど訪問したビショップミュージアムの創設者、チャールズ・ビショップのお墓があります。(写真:右)
左手前には、外務大臣としてカメハメハ3世〜5世に仕えたロバート・ワイリーのお墓。(写真:左)
教会の裏手には、ジョン・ヤングのお墓があります。ジョン・ヤングはカメハメハ1世の腹心の部下であり、クイーン・エマの祖父に当たります。(写真:右)
教会の前の階段を降りると、カラカウア王、リリウオカラニ女王のお墓があります。(写真:左)
真ん中に建つ教会にはリリウオカラニ女王がデザインしたとされるステンドグラスがあり、ハワイ8島を表しているそうです。(写真:右)
マウラアラの道路を挟んだ向かいには、オアフ墓地があります。
少しお邪魔させていただき、ハワイに来島した西洋人お二人のお墓を訪ねました。
ジョン・ヤングとともにカメハメハ大王の腹心の部下として活躍した英国人、アイザック・デイビスのお墓と3回目の宣教師団として来島したゲリッド・ジャッドのお墓があります。
ハワイの王族の歴史を再度学び、お墓を訪ねるこのツアー。
改めてハワイの歴史を深く学ぶことができました。