ハワイスペシャリスト限定ツアー
アロハプログラムWeek in ハワイ2023【3日目】
2017年よりスタートしたハワイスペシャリスト限定のツアー、アロハプログラムWeek in ハワイ
3年ぶりの開催5年目を迎えた今年は、2023年12月12日(火)〜12月16日(土)までオアフ島にて開催し、全5ツアー、30名の方にご参加いただきました。
今回も、ハワイ州観光局とアロハプログラムキュレーターがハワイスペシャリストのためだけに作った特別なツアーでメンバーの皆様と一緒に、ハワイでより深くハワイの文化や歴史を学びました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
それでは3日目のツアーの様子をご紹介します。
アロハプログラムWeek in ハワイ2023
【12/14(木) 3日目】
・ハワイ神話をきわめるオアフ島周遊の旅
講師:森出じゅんさん
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3日目はアロハプログラムキュレーターの森出じゅんさんと巡るハワイ神話を極めるツアー。
ハワイの文化や歴史、神話や伝説を研究されている森出さんとともに巡るツアーということで参加者の皆さんも興味津々で参加してくださいました。
まず最初の神話はアラモアナビーチパークの西隣にあるケワロ・ベイスンパーク。
聖マリアン・コープの銅像があるこちらの場所ではマリアン尼の功績にまつわる話やフクロウ戦争の神話にまつわる話を聞きました。
昔このあたりは湿地帯で、鳥の巣があった僻地だったと言われており、そのような背景からこの神話に関係する場所となったそうです。
続いてはパリ・ハイウェイを通って移動。
移動の道中でも神話にまつわる話を聞くことができました。
向かったのはパリハイウェイでカイルア側にむかう道中にある小さな展望台。
ここではオロマナ山の神話の話を聞きました。一見すると山と海の見えるきれいな景色ですが、「神話を知って眺めると、ハワイの風景が全く違って見える。それこそが物語を語り継いできた昔のハワイアンの見た光景。昔の人々の視線で眺めるハワイです。」とじゅんさん。
そして続いてはカヴァイヌイ湿地帯へ。
こちらには豊穣と平和の神ロノのために建てられたというウルポヘイアウがありました。
こちらのヘイアウは後に戦いの神クーのヘイアウに変更されました。
カヴァイヌイ湿地帯は現在、州の野鳥保護地区になっており、湿地帯を守るという半神モオ(大トカゲ)の話と、昔ここでとれたという食用の泥の話も聞きました。
森出さん執筆によるモオの伝説をご紹介します。
モオ伝説1
モオ伝説2
さらにツアーは進みます!
続いて訪れたのはヘエイア州立公園。
公園にあるケアロヒ岬にまつわる話や、公園から目の前に見える創世記の舞台となったモカプ半島の神話、岬の近くにあるヘエイア養魚池にまつわる半神モオとアカエイの精の話を聞くことができました。
公園の中では、ポリネシアから持ち込まれた伝統植物であるウル(パンノキ)についても説明がありました。
さらに近くのヘエイアケアヨットハーバーへ。
目の前にそびえるマエリエリの丘では、その頂上から月にのぼったという月の女神ヒナと四大神カネとカナロアの神話を聞きました。
そして参加者の皆さんはツアー最終目的地のクアロア・ランチへ。
4000エーカーの広大な敷地で、乗馬や映画のロケ地ツアーなど12個のアトラクションツアーを楽しめるクアロア・ランチですが今回は無料で訪れることができるビジターセンターに行きました。
こちらでは創世記クムリポにも登場したクアロアの土地の話や故事や神話、マウイ伝説の話を聞きました。
また、クアロア・ランチの営業担当をされているKayoさん、Akiraさんからもクアロア・ランチで出来るアクティビティを紹介していただきました。
お話を聞いた後はクアロア・ランチ名物のクアロア産のビーフを使ったハンバーガー(クアロアバーガー)で腹ごしらえです。
そして最後はクアロア・ランチからすぐ近くのクアロア・ビーチパークで、沖に浮かぶモコリイ島(チャイナマンズハット)とヒイアカの神話や、
クアロア岬まで歩き、鮫の神の子どもの神話を聞きハワイの神話を極めるツアーは終了しました。
最後は雄大な景色をバックに写真撮影♪
森出じゅんさんと神話を極めながらオアフ島をめぐる1日ツアーでした。