講座詳細
ウクレレ
ハワイ音楽に欠かせない楽器、ウクレレについて
- このセクションでは、1世紀以上の間ハワイを象徴する楽器として人々に愛され続ける楽器、ウクレレについて学びましょう。
まずは「ウクレレの歴史1」「ウクレレの歴史2」ページでこれらの問いに答えていきます。
- ウクレレが最初にハワイで作られたのはいつごろだったのか。
- ウクレレのルーツは何だったのか。
- 作ったのは誰が最初だったのか。
- ウクレレがハワイの国民的楽器となった背景は?
- ハワイ王族はどう関わっていたのか。
ウクレレに関する歴史をまとめた後はハワイアン・ウクレレ・メーカー過去現在、ハワイ音楽史における偉大なウクレレ・プレイヤーたちとおすすめレコーディングの紹介をしていきます。
では本編に入る前に、ウクレレの基本をおさえておきましょう。
Q ウクレレの弦は何本?
A 基本4本です。うち2本の弦をダブルにした6弦ウクレレ、全てをダブルにした8弦ウクレレも存在します。
Q ウクレレのチューニングは?
A 上からGCEA(ソドミラ)が現在のスタンダード・チューニングです。ほかのチューニングも存在します。
Q ウクレレのサイズは?
A 大きさによりS、M、Lと分けるなら、それぞれソプラノ(あるいはスタンダード)、コンサート、テナーと呼ばれます。XLサイズのバリトンも存在しましたが、現在見る機会は少ないです。
Q ウクレレってハワイ語?
A はい、ハワイ語です。ウク(ノミ)レレ(ジャンプする)で「飛び跳ねるノミ」という意味だとするのが定説です。
この通説を好まなかったクイーン・リリウオカラニは、ウク(贈り物)レレ(届けられる)で「届けられた贈り物」という意味だと語ったと伝えられます。
Q ウクレレの素材は?
A ウクレレのボディーは、ハワイ産のコアの木材で作られたのが始まり。現代もその音の響きの良さから、ハワイアン・ウクレレ・メーカーにはコアが選ばれています。マホガニーやスプルース、マンゴーなどの木材も使われることがあります。
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よしみ Nui だいすけDaisuke Yoshimi担当講師
【インタビュー動画あり】 1967年2月9日生まれ、神奈川県横須賀出身。1991 年よりハワイ在住。ハワイ大学卒業。フラ、ハワイ音楽に傾倒するハワイ・スペシャリストとして、ハワイを拠点に執筆・コーディネート活動を行う。ハワイのクムフラやミュージシャンとの親交も幅広い。フラダンサーとして、メリー・モナーク、キング・カメハメハの大会出場経験あり。著書に『たくさんのメレから集めた言葉たち』シリーズ、『LIVE ALOHA~アロハに生きるハワイアンの教え』がある。近年、フラダンサーを対象とした日本での講演・セミナー活動に力を入れている。
facebook: https://www.facebook.com/NuiDaisuke
公式HP: http://www.yoshimidaisuke.com/