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モロカイ島
手つかずの景色が、生きている。ハワイ先住民の文化が今も深く根付く、未開の美しい自然が広がる島です。
- モロカイ島は、カウナカカイを中心に、人口7,500人が住んでいます。カウナカカイとは、ハワイ語で、砂浜の桟橋という意味です。島内には、マウナロア、カウナカカイといった土地があり、文化、史跡、自然が豊かな場所です。島の花は、ククイ、テーマカラーは、緑です。年間を通して気温が大きく変化することがない安定した気候ですが、島内は、平野部、山岳地帯と標高も異なるので、場所によって日中、夜とで気温差があります。
主要6島の中でも最も観光開発が進んでいないアイランド、モロカイ島。古き良きハワイが息づいており、昔から変わらない素朴なハワイの風景に出会えます。
【モロカイ島の概要】
・ニックネーム:フレンドリーアイランド(友情の島)、ハワイアン・バイ・ネイチャー(生来のハワイアン)
・都市:カウナカカイ(ハワイ語で「砂浜の桟橋」の意)
・人口:7,500人
・面積:673平方キロメートル
・リゾート地:マウナロア、カウナカカイ
・観光局サイト:https://www.allhawaii.jp/island/molokai/
・花/植物:ククイ
・山:カマコウ
・アリイ(首長):カメハメハ・アイ・ルアウ
・色:オマオマオ(緑)
・"ʻO Molokaʻi nui a Hina, lei ana i ke kukui"
「偉大なモロカイは女神ヒナの子、ククイのレイをかけている」
・マウイ島ラハイナからカウナカカイ港までフェリーでもアクセスできます。
700~800年前、モロカイの南海岸には石の壁で囲われた60ものフィッシュポンド(養魚池)がありました。ネイティブ・ハワイアンが発明した養殖技術が、いかに洗練されたものだったかが伺えます。当時の名残りはカウナカカイの東にあるアリイ・フィッシュポンドに見られます。また、モロカイはフラ発祥の地とも言われており、現在のマウナロア近く、カエナにて初期の発展は始まったとされます。モロカイには古くからのハワイ的なオハナ(家族)を中心にした慣習が今も色濃く残っています。ここに暮らすオハナは、狩りをしたり親族やコミュニティーが集まるルアウ(ハワイの祝宴)を開いたりして、古いハワイの生活スタイルを引き継いでいます。
モロカイ島カウナカカイの街
モロカイ島ノースショアボートツアー
【文化・史跡】
●ハラヴァ渓谷
モロカイ随一の豊かな自然が広がるハラヴァは、かつて島唯一のタロイモ生産地でした。また、最初にハワイに定住したハワイアンの祖先に関する最古の発掘物も、ここで見つかっています。
●王の静養地
カメハメハ五世は1860年代に静かな町カウナカカイに別荘を建て、植林してカプアイヴァ・ココナッツ・グローブを作りしました。オネ・アリイ・ビーチパークもハワイ王族のお気に入りだった場所です。
●カラウパパ国立歴史公園
モロカイ島の起伏の多い北海岸に位置する牧歌的な半島は、かつて1866年から1969年までハンセン病患者が強制収容された土地です。カラウパパの人々のために生涯を捧げたことで有名な故ダミアン神父に、2009年10月、ローマ法王が正式に聖徒の称号を与えました。
【気候】
1年を通じて気温が大きく変化することのない安定した気候。西側の平野部は晴天率が高く、乾燥しているが,山岳地帯の東側は緑が豊かです。日中と夜の気温差が6℃ほどある他、標高の高い場所は少し涼しく、雨が降ることもあるので、薄手の上着があると便利です。
ハラヴァ渓谷・秘境ハイキング