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所用時間5min
2018.11.06
ジョセフ・オオシロ氏のインタビュー
ここがポイント
ハワイピジンを話すハワイの二世たち。
一方、アメリカ本土出身の二世たちは、きちんとした英語を話します。彼ら本土の二世たちからしたら、ハワイボーイたちは野蛮な男たちに見えたそうです。
当初は、お互いを「コトンク(本土二世への蔑称)」と「ブッダヘッド(ハワイ二世への蔑称)」と差別しながら呼び合っていました。
戦争の記憶
コトンクとブッダヘッド。仲間意識の強いハワイ二世 ・・・ ジョセフ・オオシロ(オアフ島エヴァ生まれ)
私たちハワイロコはピジン英語。アメリカ本土生まれの日系人はハオレ英語を使いますから、お互いに違和感があり違いを感じていました。
いくつも喧嘩がありました。あまりにも喧嘩が多いので、ワシントン(陸軍本部)も手を焼いていました。私たちは敵国の人間だと思われていたし。ロコは多くが志願をしたと言う自負もありましたし、仲間意識が強いので誰か一人が喧嘩を始めると皆が一丸となって対峙します。
それがメインランドの日系人でも、白人が「ジャップ」と言った場合も同じようにロコは一丸となって喧嘩をします。それほど問題が多かったので、日系人部隊を解散させようか、とまで検討されたことがあったそうです。
しかし第100大隊がすでに功績を挙げ始めていましたからそのままトレーニングを続けようということになりました。
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