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所用時間5min
2018.11.06
マツジ・サクモト氏のインタビュー③
ここがポイント
日系人部隊を最も有名にした作戦が「失われた大隊救出作戦」です。敵に囲まれてしまったテキサス第141連隊の第1大隊を救出するために、第100/442連隊が駆り出されました。
もちろん、二世たちは任務を完遂しましたが、211名のテキサス兵を救出するために、最終的に800名以上の二世が犠牲になりました。この戦闘は、アメリカ軍の10大戦闘に記録されています。
戦争の記憶
失われた大隊に最初にたどりついて ・・・ マツジ・サクモト(オアフ島ワイアルーア生まれ)
失われた大隊救出作戦で、敵を駆逐して谷の下にいる兵士を見かけた。
瞬時に敵ではないと思い駆け下りたら、それがテキサス大隊の兵士だった。結果として私が最初にテキサス大隊に辿り着いた。
私が安心して煙草を吸い始めると、テキサス兵は私をじっと見つめていたので「煙草が吸いたいのか?」と差し出すと、周囲からたくさんの兵士が出てきて、4箱あった私の煙草が無くなってしまった。そしてテキサス兵が私の手を取って司令官のいるテントに連れて行き、痩せて弱っていた司令官はテントから出てきて、ひとこと「ありがとう」とか細く礼を言った。
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