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所用時間5min
2018.11.13
ミツオ・ホンダ氏のインタビュー
ここがポイント
ハワイを好きな方の中では、上原ファミリーの「アロハ豆腐（Aloha Tofu）」が有名ですね。しかし、ハワイでは、戦前から多くの豆腐屋さんが営業をしていました。中でもあの有名シェフ「アラン・ウォン」がレシピに起用しメニューにも記載するぐらい〈知る人ぞ知る〉豆腐だったのが、「ホンダ豆腐（Honda Tofu）」です。鉄道会社で働いていた熊本からの移民、本田栄蔵さんが友人から豆腐事業を買い取り1917年に創業しました。子供のミツオさんも、学校に行く前に配達を手伝ったりしたそうです。しかしそのホンダ豆腐も、2015年に閉店してしまいました。
プランテーション時代の記憶
知る人ぞ知る ホンダ豆腐（Honda Tofu） ・・・ ミツオ・ホンダ（オアフ島ワヒアワ生まれ）両親は熊本県の上益城郡から来ました。
父と母は別々に来て、父が来た2年後に母がハワイに来て一緒になりました。父は鉄道会社、オアフ・レイルウェイ会社（デリングハム鉄道会社）の労働者として働きました。たしかその４年後に、ワヒアワで豆腐屋をやっていた同じ熊本出身の渡辺さんから、店を引き継がないか、と問われワヒアワに移転し豆腐屋になりました。両親は2時頃起きて豆腐を作っていました。家内業ですから私の兄は2歳ごろから第二次大戦後まで家業を手伝っていました。兄の息子の甥っ子が引き継いで近代的な機械を導入しましたが、それでも2時か3時には仕事を始めているようでした。
父は他のコミュニティにも売りに出ていました。ワヒアワの周囲にはいくつかのパイナップル・キャンプなどもありました。そこには日本人も多いし、日本人が住んでいる下宿のコックにも販売していました。
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