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所用時間5min
2014.03.06

ハワイの名所

ハワイには“ヘリテージ・サイト(ハワイの史跡)”に認定されている場所が20カ所あります。これらは、文化・自然・景観・歴史的重要性を持ち、ハワイの人々が何世代にも渡って大切にしてきた特別な場所です。
■オアフ島

1. パンチボウル国立太平洋記念墓地 
「パンチボウル」の通称で知られる国立墓地は、第二次世界大戦で命を落とした13,000人の兵士を含む合計49,000もの人が眠る丘です。敷地内には米国の退役軍人の栄誉を称える記念碑があります。ハワイアンには「プオヴァイナ」という名で知られ、かつてヘイアウ(神殿)があった場所です。

 

アクセス:空港からH1ハイウェイを東へ。ルナリロ・フリーウェイへ降り、パリ・ハイウェイを北へ。標識に従いプオヴァイナへ。

住所:2177 Pūowaina Dr.
電話:(808)532-3720

 

2. 第二次世界大戦武勲記念史跡
米国が第二次世界大戦に参戦するきっかけとなったのが1941年12月7日の真珠湾攻撃です。この攻撃によって男女子供ら2,370人が命を落とし、軍艦USSアリゾナは、この日亡くなった1,177人の乗組員が息を引き取った場所となりました。この沈没船の上に建てられたのがUSSアリゾナ記念館です。その他に、USSミズーリ記念館、 USSボーフィン潜水艦博物館、太平洋航空博物館、USSオクラホマ記念館、合計5つの施設があります。

 

住所:1 Arizona Memorial Pl.
電話:(808)422-3300

 
 

3. ダイヤモンドヘッド
オアフ島でシンボルでもあるダイヤモンドヘッドは、円形の火口をもち、ハイキングトレイルとして人気の場所です。頂上からは、海岸線やホノルル市内を見渡せます。また軍事施設としても歴史のある場所として知られています

 

アクセス:ダイヤモンドヘッド・ロードを進み、マカプウ通りと18番通りの間。


 

4. イオラニ宮殿
1882年に建てられたハワイ王国の宮廷です。君主が定住した全米唯一の宮殿として知られています。

アクセス:ホノルル・ダウンタウンのサウス・キング通りとリチャーズ通りの角。
電話:(808)522-0832
 

 

5. マカプウ・トレイル(カ・イヴィ州立海岸線)
カ・イヴィ州立海岸線内に位置するマカプウ岬ライトハウス・トレイルは、片道1マイル(1.6キロ)ほどのハイキングコースで、舗装道が史跡灯台に続いています。

 

アクセス:カラニアナオレ・ハイウェイ沿い、ハワイカイとワイマナロの間。


 

6. ハナイアカマラマ(エマ女王の夏の離宮)
カメハメハ四世の妻、エマ女王の夏の休養地で、ヌウアヌ渓谷にある宮殿です。ハワイ語名で「ハナイアカマラマ」といい、現在は博物館となっています。博物館内にはエマ女王の所持品や家具、工芸品などが展示されています。

 

住所:2913 Pali Hwy
電話:(808)595-3167

 
 

7. ヌウアヌ・パリ展望台
1,200フィート(366メートル)の崖の上の展望台からは、オアフ島ウィンドワードの絶景を見下ろすことができます。ハワイ史上もっとも有名な戦が行われた古戦場で、カメハメハ一世はここで勝利し、オアフ島を征服しました。

 

アクセス:パリ・ハイウェイから標識に従いヌウアヌ・パリ頂上へ。

 

■カウアイ島

8. キラウエア灯台(キラウエア岬野生動物保護区)
1913年に建てられ、ハワイとアジアを結ぶ貨物船の航行を助けた灯台で、60年以上に渡りカウアイ島の険しい北海岸を行く船やボートの道しるべとして活躍しました。

 

アクセス:リフエからクヒオ・ハイウェイを北へ37キロほど進み、キラウエア・タウンのコロ・ロードを右折し、次にキラウエア・ロードを左折し3キロほど進むと保護区の入り口。
電話:(808)828-1413

 

9. ワイメア渓谷州立公園
太平洋最大の渓谷としてハワイが誇る景勝地です。公園内には隣のニイハウ島が見える地点もあり、ピクニックや短距離のネイチャートレイル(イリアウ・ネイチャー・ループ)が楽しめます。渓谷を抜ける長距離の本格的なハイキングコース(ククイ・トレイル)へは近くの森林保護区を通って入ることができます。

 

アクセス:コケエ・ロード(ハイウェイ550号)をケカハから北へ約18キロ。コケエ州立公園に隣接。


■ラナイ島

10. カウノル・ビレッジ
1790年代にカメハメハ一世が釣り場としてお気に入りだったのがカウノル漁村。ハワイ諸島を統一する途中、マウイ島、モロカイ島、ラナイ島を征服した後に療養した場所でもあります。またこの地区にはハルル・ヘイアウ跡、岩面彫刻、カヘキリ・リープ(戦士が勇敢さを示すために18メートル下の海に飛び込む崖)などがあります。

 

アクセス:ハイウェイ440号をラナイからカウマーラパウ港へ向かって西へ。空港出口を過ぎ、標識のない未舗装のカウピリ・ロードを左折。4キロほど先の右側に黄色い給水塔を、右折して岩だらけの道を約5キロ進む。

■ハワイ島

11. アカカ・フォールズ州立公園
生い茂る緑や南国の植物に溢れた山道でのハイキングがオススメです。展望ポイントでは、135メートルの高さから山峡を流れ落ちるカフナ滝とアカカ滝のすばらしい眺めを見上げることができます。

 

アクセス:アカカ・フォールズ・ロード(ハイウェイ220号)をホノムーから南西へ6キロ。

 

12. ケアラケクア湾州立歴史公園
湾の正面に建っているのは、1779年にハワイ島に上陸し、翌年この場所で命を落とした西洋人ジェームス・クック船長の記念碑です。湾の東にはハワイの神、ロノを祀るヒキアウ・ヘイアウ(神殿)があります。

 

アクセス:ナポオポオに向かってプウホヌア・ロード(ハイウェイ160号)からガヴァメント・ロードに入りビーチ・ロードの終点へ。またはママラホア・ハイウェイ(ハイウェイ11号)をキャプテン・クック出口かケエ出口からロウワー・ガヴァメント・ロードへ。

 

13. ハワイ火山国立公園
世界で最も活発な二つの火山、マウナロアとキラウエアを含むユネスコ世界遺産。国立公園が保護している多様な生態系のなかにはハワイ固有種も多く含まれ、息をのむような火山地帯の風景のなかに文化的聖地がいくつも点在します。

 

アクセス:ヒロからはハイウェイ11号を南西へ48キロ(車で45分)。カイルア・コナからはハイウェイ11号を南東へ154キロ(車で2時間半)。もしくはハイウェイ19号と11号を通りワイメアとヒロ経由なら約200キロ(車で3時間)。
電話:(808)985-6000

 

14. ラパカヒ州立歴史公園
600年以上前の海辺の古代集落が修復・再現されており、ハワイの伝統的生活様式を体験できます。

 

アクセス:カヴァイハエから北へ20キロ、アコニ・プレ・ハイウェイ(270号線)沿い。

 

15. プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園
この地はかつて、カプ(法律/ルール)を破ったネイティブ・ハワイアンが罪から解放されるために避難する場所でした。園内には歴史的ハワイ寺院、神聖なキイ(木彫りの神)、ハワイの生活・文化を説明する展示物があります。

 

アクセス:ハイウェイ160号線沿いのマイル標103と104の間にあるホナウナウ郵便局を左折し、160号線を海方向へ5.6キロ進み、公園の標識を左折。
電話:(808)328-2288

 

16. カロコ・ホノコハウ国立歴史公園
初期のハワイ定住者が住んだ4つのアフプアア(海辺から山裾につながる土地ごとに分割した集落)を含む歴史公園で、ここではキイ・ポハク(ペトログリフ)や養殖池、パエパエ(住宅基盤)、ホルア(そりなどの滑走路)、ヘイアウ(神殿)が点在します。

 

アクセス:コナの海岸線に沿ってカイルア・コナから北へ5キロ。またはコナ国際空港から19号線沿いに南へ5キロ。
電話:(808)326-9057

 

17. プウコホラ・ヘイアウ国立歴史公園
プウコホラ・ヘイアウはカメハメハ一世が建立した大型神殿のひとつで、ハワイ諸島統一事業において重要な役割を担ったものです。この場所にヘイアウを建立するようカフナ(僧職、神官)から助言を受けたカメハメハ一世は、戦争の守護神クカイリモクをここに祀りました。

住所:62-3601 Kawaihae Rd.
電話:(808)882-7218


■マウイ島

18. ハレアカラ国立公園
キパフル沿岸からマウイ島最高峰3,055メートルの山頂まで、121平方キロメートルの公有地を取り囲む公園。山頂の火口にできた渓谷のドラマチックな地形や、絶滅危惧種が集中する生態系を含む、ネイティブ・ハワイアンにとって文化的に非常に重要な場所です。

 

アクセス:カフルイから37号~377号~378号を通って山頂へ(車で1時間半)。キパフル沿岸へは36号~360号~31号(車で3時間)。
電話:(808)572-4400(代表)/(808)248-7375

 

19. イアオ渓谷
クカエモク(イアオ・ニードル)が見える地点へは、イアオ川に隣接した植物園を通り抜ける山道(舗装道)を1キロほど進みます。この渓谷には文化的にもスピリチュアル的な面でも重要な要素がたくさんあり、1790年にカメハメハ一世の軍がカヘキリ軍を征服したケパニヴァイの戦いが行われた古戦場でもあります。

 

アクセス:イアオ・ヴァレー・ロード(32号線)の終点。


■モロカイ島

20. カラウパパ展望台(パラアウ州立公園)
1866年から1969年までハンセン病患者が隔離され、コミュニティを作ったカラウパパを一望できる場所。このコミュニティに生涯を捧げたのがベルギーの宣教師ダミアン神父です。

 

アクセス:カラエ・ハイウェイ(47号線)の終点、パラアウ。

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